すべては、ガードリーダー隊長からの特別召集から始まった……



















F県F市





















ロングソード連合
最高司令官
ガードリーダー







「入りたまえ」


「はっ。群馬参謀ナカユウ、ただいま到着しました」


「うむ。はるばる群馬からご苦労であった」


「隊長、話とは一体……?」



「君に新しい任務を用意した」







「ここからは私から説明する」


「直属部隊のゼネゲルか。久しいな」


「隊長の前だ、私語は慎め。……群馬参謀に与える新たな任務は『街の建設』だ」



街の建設……?」


「先月、とある作戦で


我がロングソード連合は敵軍が擁する都市に進行、粉砕した。


初めはそこを植民地とする予定だったのだが……


ある男がやりすぎて荒地にしてしまったのだ







「敢えて誰とは言わんが……強すぎるというのも考え物だな」


あの人か……)


「そこでだ。この荒地をロングソード連合の都市として新たに建設してもらいたい。


資金もここに用意している」


















「なるほど。了解した」


(…どういうことだ? 街を作るにしちゃ、明らかに少ない気がするぞ。

……だが隊長の前だ、何も言うまい)







「今回、特別に直属部隊のゼネゲル溝蠍にも


ナカユウ部隊に編入してもらい、任務に移ってもらうこととする」







「よろしく」


「ああ、よろしく頼む」


(さらに直属部隊まで一緒か。

こいつは、なにかあるな)










「人口目標は10万人。では、任せたぞ」





























こうして群馬参謀は、街の建設に取り組むこととなった!



























プレイ日記第200弾



シムシティ2000

パート1




















ガードリーダー直属部隊のゼネゲル


そして隊長の補佐として活躍する新鋭隊員の溝蠍を加えた


ナカユウ部隊は、問題の荒地へと到着した。























「ここか……海岸沿いできれいじゃないか」


「あの海岸はあの人の攻撃で地割れが起きて、そこに海が流れてできたんだ



「……(そんなこと、人間に可能なのか?)」


「水を確保するためには、脱塩施設が必要になりますな」


「そういうのはあとだ。まずは人口を増やすことを考えよう。



この街を『LSU(ロング・ソード・ユニオン)シティ』と名付ける」























こうして群馬参謀は市長に就任。


LSUシティ建造がここにスタートした。



















群馬参謀はまず、石油発電所を建設し電力を確保。


シムシティの基本は発電所だ。





















フリーハンドで道路を引いていき、


送電線を張る。


これがないとその部分が発展しない。























道路も広げすぎると発展しない部分がでてくるので、


小さくまとめたブロックを重ねていくイメージで建造していく。




















「群馬参謀、これを使え」







「なんだ、これは」






「これは、ロングソード連合の誇る最新レーダーだ。


街の需要を色分けで可視可している。


緑は居住住宅。


青は商業地区。


黄は工業地区だ。


上はプラス、下はマイナスを意味している」





「なるほど。つまり上向いているところを発展させていけばいいわけだな」






















ゼネゲルから配備されたレーダーを使い、区画を設定。
















「よし、これでひと段落だ。今日はこんなもんでいいだろう。任務開始記念の酒盛りといこう」


「任務中に酒ですか?」


「敵と戦う訳ではあるまい。それに夜間は街作りはできん」


「了解」


























「……いい気なもんですね」


「フン。所詮は文官よ。この作戦がどういう意味を持つのか、


まだわかっていないのだろう。


もっとも、気付いた時にはもう遅いだろうが。


溝蠍、くれぐれも奴に感付かれんように」


「御意」





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